AI化が進む現代でどう生きる?AIのこれからと人間の仕事とは

夕日を見ているエンジニアたち

WEBニュースやテレビなどで、AI(人工知能)やIoTと言ったワードを目にする機会が増えてきましたね。
「AIやIoTの普及の話はよく聞くけど、実際自分たちの生活に浸透するのはまだ先なのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、決して遠い未来の話ではありません。
ガラケーからスマートフォンに移り変わるまでがあっという間だったように、AIやIoTの普及により私たちの生活が大きく変わる日は、近いのかもしれません。

今回は、AIの未来や関連の仕事、人の手を使わずAIのみで行われている業務についてご紹介します。
これからの時代を生きる上で、欠かせない存在であるAIについて知るきっかけにしてみてください。

AIのこれから

疲労を伴わず働き続けることができる機械は、大量のデータ処理や管理をすることができますが、人間のように柔軟な判断をすることができないというデメリットがありました。そのため、機械を操作・管理する人間がいてこそ機械の力を発揮することができる状態でした。
しかし、AIの発展により、機械も自らで判断する知能を身に付けるようになっています。そのため、人間が関わる仕事は、AIに切り替えられるものが増えていくと予想されています。
AI化が進む仕事は、今後も増加していくと考えられますが、そのAIを作る人、管理する人がいなくなることはありません。AI分野について知識を付けることは、将来を見据える上で良い選択と言えるでしょう。

AI関連の仕事

AI関連の仕事がしたいと考えた際、どのような仕事があるのでしょうか。
代表的な4つの仕事をご紹介します。

AIエンジニア

Pythonなどの言語を使ったAI自体の開発や、AIにデータを学習させる運用、より精度を上げるための分析を行いAIの構築をすることが主な役割となります。
AIエンジニアになると、日々の生活をより豊かにするロボットの開発や最先端技術などに携わることができるため、とてもやりがいを感じる仕事です。

AI営業・コンサルタント

AIをまだ導入していない、活用しきれていない企業に向けて、自社のAI技術を提案したり活用方法をアドバイスをしたりします。相手にいかにメリットがあるのか売り込むために、営業やコンサルタントにも、AIに関する技術や知識に精通をした人材が求められています。

AIが自分で自らを売り込むことやAIがAIを作り出すということは、今は実用段階ではないため、人間が行う仕事として今後需要の高い仕事と言えます。

データアナリスト

コンピューターによって収集された情報を分析し、問題解決へ導くことが主な役割です。
Iotやビックデータの活用により、需要が高まっている仕事の1つです。
大量にあるデータから将来の傾向の把握をする必要があるため、高い分析スキルや問題解決能力が備わっている人材が求められています。

AI教育者

企業や学校に対して、AIに関する知識の普及や教育を行うことが主な役割です。
AIの基礎知識や技術を教えたり、オンラインコースや書籍などでAIの学習コンテンツを作成したりします。
AIの豊富な知識だけでなく、指導力やコミュニケーション力も必要です。

AI化が進んだ仕事

現代では、人の手を使わずAIのみで行っている仕事があります。
私たちが目にする機会の多い代表的な3つの仕事をお伝えするので、日々の生活で意識してみてください。

ウェイター

ファミレスなどで指定した座席に料理を運んだり皿を回収したりする役割をしています。ウェイターロボットは自動的に人や机などの障害物を認識し、ぶつかることなく的確に安全に品物をお客様に提供できます。そのため、人手不足解消や座席回転率の向上、人件費削減などのメリットをもたらしてくれます。

フロントマン

ホテルでチェックインなどの業務を担当するフロントマンですが、人間の代わりにAI搭載の入力パネルによってチェックインできるホテルが増えました。
また、チャットボット機能によりAIがお客様の宿泊に関する不明点を解決することもできるようになっています。

ホテル業は人材不足に深く悩まされている業界の1つなのでAIロボットの需要が高まっていますが、接客やサービス室を重視している旅館やホテルでは、継続して人間が業務を行うでしょう。

警備員

人間では見落としてしまう部分をカバーし警備を強化てくれるAIは、企業や個人問わず需要が増加しています。導入されているAIは、ロボットによる施設内の巡回やセンサーで感知する監視システムなどさまざまです。

体力的にも人間では大変な部分があった警備業ですが、AIを導入することにより、24時間徹底した警備を行うことができるようになりました。

AIの未来と人間の仕事

これからの未来、さまざまな場面でAIと人間の代替わりが起こることが予想されます。
しかし、AIは100%万能ということはなく、人間の力を必要としている面もあることを忘れてはいけません。
変化に取り残された仕事を代替えするのではなく、変化に適応し、新しい仕事を生み出すことが重要です。新たな仕事を担える人材であれば、AIが発展した未来でも心配なく、働き続けることができます。
AI(人工知能)が学べる大学 名古屋国際工科専門職大学では、AIを生み出し運用ができる人材になるために、実践重視の体験的な学びをすることができます。
実際に企業の最前線でAIエンジニアとして働くプロから直接指導を受け、企業と連携しながら実践型でスキルを磨いていきます。そのため、卒業後は最新の知識とスキルを身に付けた即戦力として働き始めることができます。
AI化の進む社会の中で取り残されてしまうのではなく、将来を見据えAIを学び、AIと共存ができる働き方を探してみてはいかがでしょうか?

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